塗料の種類は何がある？外壁塗装をお考えの方必見！塗料の種類や特徴を簡単解説！

●アクリル塗料
耐久年数：5～7年
アクリル塗料は価格が安くDIYなどにも使用されることが多いです。
ですが、耐久性が低いのであまりお家の塗装などには使用されません。
メリットは塗料の種類が豊富な点ですが、やはり耐用年数が低いことが最大のデメリットです。
代表塗料：オーデクロス・パーフェクトトップ・ピュアアクリル

●ウレタン塗料
耐久年数：8～10年
ウレタン塗料はウレタン樹脂を主成分とする塗料です。
ウレタン塗料は弾性がある塗料で、木製外壁や雨樋に使われる塗料です。
また、柔らかい塗料なので扱いやすくDIYにも良く使われます。
価格は安いのですが耐用年数が短いため、最近、外壁塗装にあまり使われていません。
代表塗料：ファインウレタン、弾性クリーンマイルドウレタン

●シリコン塗料
耐久年数：10～15年
シリコン塗料は人気上昇中の塗料です。
選ばれる理由はコストパフォーマンスが良くほかの塗料よりも塗膜がはがれにくい点です。
また塗料の種類も多く、仕上がりのツヤが美しいのも特徴です！
重ね塗りに向いていないのでプライマーやフィラーなどの下塗りを行い上塗りの密着性を高める必要があり、DIYには難しい塗料です。
代表塗料：クリーンマイルドシリコン、DANシリコンセラ。セラミクリーン

●ラジカル制御形
耐久年数：12～15年
今とても注目されているラジカル制御系塗料は、塗料の白色顔料が太陽光を吸収することによって発生する物質です。ラジカルは塗膜の劣化原因になる物質で、このラジカルを制御するのがラジカル制御系塗料です。
ハルスという物質を入れることでラジカルを制御することができる、ここ数年で普及してきた塗料なのです！
耐久性が高く防カビ性や防藻性に優れているので喘息やアレルギー性の方にお勧めです。
まだ事例が少ないため業者選びに注意が必要です。ラインナップが少ないので色選びが限定されます。
代表塗料：パーフェクトトップ、エスケープレミアムシリコン

●フッ素
耐久年数：15～20年
汚れを弾く非粘着性と汚れが滑りやすい非摩擦性に優れている塗料です。
メンテナンス性に優れている為、環境によってはメンテナンスいらずという事もあるのです！
耐用年数が長く光沢が長期保持できるため、東京スカイツリーや六本木ヒルズがフッ素塗料で塗装されています。
デメリットは価格が高い点です。
代表塗料：ファイン4Fセラミック、クリーンマイルドフッソ

●光触媒
耐久年数：15～20年
光触媒という塗料は白色顔料の原料として使われている酸化チタンという物質が太陽光にあたると活性酸素を作り、汚れを分解することができるようになります。そして塗膜が超親水状態になり、雨が降ると汚れを分解し洗い流してくれるのです。
この機能をセルフクリーニング機能と言い、このセルフクリーニングにより抗カビや除湿の効果なども期待ができます。
ただしこれらの機能は太陽光が当たっている時のみ機能するので太陽光がしっかり当たることを確認してから施工しましょう。
光触媒は費用が高く、シリコン塗料の約二倍になっています。ですから主に、一般住宅ではなく、商業施設等に使用される塗料です。
代表塗料：ハイドロテクトカラーコート

●無機（ムキ）
耐久年数：20～25年
塗料の原料は石やレンガ、ガラスのような炭素を含まない無機物で構成されています。
無機物は紫外線で劣化しない為、半永久的に耐久します。
ですが、ムキ塗料は有機物などを含む合成樹脂などを混ぜ柔らかくして使いやすく加工しています。
ムキ塗料に含まれる合成樹脂は外壁劣化の原因となる有機物を含むため永久的ではなく半永久的の耐久性になってしまうのです。
無機塗料は酸素と化合して燃焼する有機物が少ないので燃えにくい性質をもちます。
耐久性を求めるなら無機の塗料がお勧めです。
代表塗料：スーパームキコート
  ●機能性塗料

・低汚染性
低汚染性は外壁や屋根に汚れが付きにくい効果があります。
低汚染性は親水性に優れていたり、光触媒という物質を含んだ塗料があります。
親水性は雨が降ると外壁や屋根の塗膜に触れ水滴にならずに薄く広がり、雨と一緒に汚れを洗い流してくれる効果があります。
光触媒は太陽の光が当たることで化学反応をおこし、汚れを分解してくれる特殊な物質です。分解された雨水は太陽の光が当たることで効果が発揮され、汚れをしっかり汚れをきれいに洗い流してくれます。

・防カビ・防藻・防苔性
外壁は日が当たりにくい箇所があり、湿度が高くジメジメしているところにカビや苔、藻が発生しやすくなります。
カビや藻、苔は見た目は悪くなりますし、市販のものでなかなか取れない物はカビや苔、藻を防止してくれる塗料を選ぶことをお勧めします。

・遮熱性
遮熱は熱を遮り、跳ね返すことです。夏の暑い太陽光を反射することで過ごい辛い家の中の高温を和らげてくれます。
その温度差は2~3度と言われており、夏の暑さにはその2～3度が涼しく感じる大きな差です

・断熱性
断熱は家を涼しくするという点では遮熱と大きな差がありませんが、反射ではなく熱が伝わりにくいのが断熱です。
そのため断熱塗料は遮熱塗料に比べて涼しさでは負けてしまいます。ですが夏だけで考えず冬のことも考えると熱が伝わりにくいという事は寒い冬に室内の熱を外に逃がさず、外気を中に伝えないので一年中快適なのは断熱塗料の方が上なのかもしれません。

・耐候性
耐候性は雨風、太陽光や気温の変化など様ざまな天候からお家を守る機能のことです。
最近では急な激しい雨や積雪様々な異常気象があります。そんな中、耐候性に優れた塗料を使う事でお家が自然から受ける影響を減らしてお家を長持ちさせることができます！

いかがでしたか？

しっかりメンテナンスを行う事で塗装のタイミングや補修箇所も知ることができるので
定期的にお家の調査をすることが大切です。
そしてお家にあった塗料で塗装し、お家の寿命を延ばしていきましょう。
アイスムではお客様のお悩みに寄り添ったご提案を致します。
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