雨漏れからのFRP防水層（下地からのやり直し工事）

お客様よりご指摘頂いた場所が3Fバルコニーのサッシ取り合い部でした。ちょうど2Fキッチン上部であり確かに怪しい納まりとなっていました。しかし、それよりも3F屋根の屋上防水が尋常ではない痛み様でFRP防水層の裏側に雨水が浸入しておりトップコートも剥離し風船状になっていました。

既存FRP防水層をサンダーでカットをして行くとべニア下地が水を吸って防水層の下で蒸され、腐っている状況でした。解体を進めていくとべニア下地の下からはシート防水層が出てきました。推測にはなりますが、新築工事時、何かしら問題が発生したことで防水を変更してしまったものと推測されます。


傷んでしまった旧FRP防水層を綺麗に撤去し、新規にFRP防水層を固定するためのべニア下地を造作して行きます。まずは、ドレン廻りから整えて行きます。

屋上防水をやり直したことで、2Fキッチンへの雨漏れを止めることが出来ました！