草加市にて台風19号台風被害。屋根の板金補修と塗装を行いました。

既存の棟板金を外していきます。
貫板を設置して板金加工を行います。接合部はシーリング材を充填し、隙間から雨水が浸入しないようにするのです。 まずは下塗りです。
下塗りは下地を整え塗料の食いつきを良くします。
  続いてタスペーサーを差し込んでいきます。
塗装の際に塗料で瓦と瓦の隙間が埋まってしまうと雨水の排出口がなくなり雨漏りの原因になる可能性が高いのでタスペーサーを差し込み隙間を確保します。
瓦と瓦の間に隙間を作る工程を縁切りといい、以前は一枚一枚カッター等で切って隙間を開けてしました。
しかし最近ではタスペーサーが主流となり、手間も少なくなったため結果的にコストも下がるようになりました。
  中塗り→上塗りと塗り重ねます。
塗り重ねるときに大切なことがインターバルと基準塗布量を守ることです。
インターバルとは塗り重ね乾燥時間のことで、塗料は乾燥時に余分な水分・油分を蒸発させます。
基準塗布量は1㎡あたりの使用量のことです。
基準塗布量を守ることで塗膜の厚みも十分なため耐久性に期待ができます！
この二つを守ることで塗料本来の力を発揮することができるのです。
  今回使用した塗料はスーパームキコートです。
スーパームキコートは無機の耐候性と有機の耐クラック性を兼ね備えたハイブリット塗料なのです。
なので耐久性に優れていて耐用年数はなんと20年以上。
仕上がりの艶もきれいでにおいも比較的少ないです。

台風が来た後はしっかりとメンテナンスをすることで被害がわかり、大事に至らないケースが多くなります。
屋根のメンテナンスや工事もアイスムにお任せください！
経験豊富な診断士による屋根・外壁点検も行っております！