知っていると役に立つ！外壁塗装で使う用語15選！！

●足場設置
足場設置は住宅の塗り替えの際に必要な足場を設置することです。

●養生
塗装しない箇所に塗料が跳ねたりして汚れたリ傷がつかないようにビニールやテープで保護することです。
塗装工事では足場にかけるシートや、窓や玄関、車などにも養生します。
養生は職人さんの腕の見せ所。腕のいい職人さんはピタッと気持ちのいい養生をしてくれます。

●ケレン
鉄部や木部の塗装の際に、やすりやケレンの用具を使い汚れや錆を落としていく作業です。
ケレンを行う理由は塗料の密着を良くするためです。
また鉄部はツルツルしていて塗料の食いつきが悪いので細かい傷をつけて塗料の密着をすることもケレンと呼びます。

●シーラー・プライマー
本塗料を塗る前に最初に塗る塗料をシーラーまたはプライマーと呼びます。
どちらも密着を高める下塗りです。
またシーラーは下地に吸い込まれる塗料を防ぐ効果もあります。

●下塗り
外壁材と塗料の密着を良くする最初の塗料を塗ることです。
下地を整え、本塗料の発色も良くする効果もあります。
シーラー・プライマーなどの下塗り材を塗ることが下塗りです。
●中塗り
本塗装一回目。塗料は一般的に下地を含め３回塗りです。
●上塗り
本塗装二回目。最後の塗料を塗ることです。
下塗りをきちんと行う事でこの上塗りの仕上がりが変わってきます。
●下地処理
塗装作業に入る前に行う外壁材の調整や前処理のことです。
まず汚れを落としていく高圧洗浄。次にクラックや目地のシーリング補修、鉄部にはケレンなど塗装面に塗料が悉皆と密着するように行われる前処理です。
この下地処理がきちんと行われていないと、数年で塗膜の剥離が起こることもあります。

●シーリング補修
サイディングのジョイント部分の隙間やクラックのひび割れなどを埋めるための充填剤をシーリング材と言います。
シーリング材には輪ゴムと同じ可塑剤が含まれていて、劣化してくると亀裂が入り隙間が空きます。
塗装前の下地処理で行う大切な補修の一つです！

●塗料のグレード
塗料には5つのグレードがあります。
アクリル塗料→ウレタン塗料→シリコン塗料→ラジカル塗料→フッ素塗料
右に行くにつれて塗料の値段も上がるが愛用年数も長くなります。耐用年数とグレードは比例していて、耐用年数が長いものは価格も上がります。
あクリスは現在ほとんど使われていません。価格と耐用年数のバランスがいいのはシリコン塗料と言われています。

●カラーサンプル
塗料の色見本のことです。
塗料メーカーのカタログに色見本があり、塗料の色のラインナップが分かります。

●カラーシミュレーション
自宅の外観の写真に色を付け完成後のシミュレーションをみることができるものです。
イメージが付きにくい色相や塗わけも表現でき、より完成後のイメージも付きやすくなります。
カラーシミュレーションは色選びに失敗しないようにぜひ活用して頂きたいです！

●ベランダのFRP防水
FRP防水とはガラス繊維で補強されたプラスチック複合材のことです。
ベランダの防水塗装工事で多く使われているのがFRP防水でボートなどにも使われる強い種類の防水です。
ベランダは雨水が浸入しやすい箇所なので、防水工事は必要です。
また塗装工事と一緒に行う事で別で行うよりも足場代の節約になり、コストも抑えることができます。
ベランダの床にはFRP防水以外にもウレタン防水・シート防水などがあります。

●クラック
クラックは外壁のひび割れのことです。
クラックを放置してしまうと雨水の浸入口になり、内部が腐ってしまうなどの大きなトラブルに繋がります。
クラックを見つけたら早めの補修が必要です。

●チョーキング
外壁を手で触った時にチョークのような粉が手につくことです。
劣化の始まりで防水機能が低下しているので塗装工事を行う事をお勧めします。

いかがでしたか？
塗装工事前聞いたことが内容なことが多く不安になる方も多いので、用語を知ることで安心して工事を行えるかと思います。
アイスムでは塗装工事中もお客様に安心していただけるように、お施主様との交換日記を行い今日行った工事が分かるようにしています。