富士見市にて、築26年の木造住宅の耐震診断を行いました。

家の外や中からいくら見てもお家がどのように造られているかわかりません。それが見れないと耐震性を精度よく検討することが出来ないのです。そのために天井裏の確認をさせて頂きます。どの家も同じ造りというわけではありません。造った年代や大工さんによっても違うものです。その違いを見極める必要があります。 床下からは多くの情報が得られます。キッチンやトイレやお風呂の配管の状況や、家を支える土台の痛み具合の確認。白蟻などの被害はないか。基礎がどのように造られているかの確認。土台や基礎は、文字通りお家の基礎です。大切なポイントなんですよ。 家は建ったばかりの時と、建ってから数十年たった時で強さが一緒でしょうか？いいえ、四季のある日本の気候の中で暑さ寒さ、台風・大雨・乾燥など多くの試練を耐えて家はつかれています。その状況を見極めて耐震性に加味してあげて、現在の強さを検討することが出来るのです。外部の点検も大切です！

このようにして現地調査を行うことで初めてお家の耐震性がわかってきます。同時にお家の傷み具合もわかります。そのまま放置しておくと手遅れになることもあります。私達人間は毎年健康診断を受けますよね。お家も定期的に診断をしてその時その時の状況確認をすることをお勧め致します^^