外壁の黒い雨の跡…自分で除去する方法を解説！

雨だれは雨水が流れた跡が黒く残る汚れのことです。
外壁についた汚れが雨水と一緒に流されずに乾燥して土埃や廃棄が図のような汚れも含み、外壁にこびりついてしまいます。

●自分で雨だれ除去を行う方法
ここで最初に知って頂きたいのが雨だれは水だけでは落ちないという事です。
水で落ちないのでブラシなどでごしごししてしまうと外壁を傷つけてしまう恐れがあおるので注意が必要なのです。

①中性洗剤を使う
雨だれは廃棄ガスや雨水に含まれる炭酸カルシウムなどをきれいに落とすことができるのは食器用洗剤・浴室用洗剤などが有効です。
始めに水で外壁を洗い流します。土や埃、水で落とせるものを落としていきます。
そしてスポンジにぬるま湯で薄めた中性洗剤（酸性・アルカリ性・クレンザーを含んでいるものは変色の可能性があるので注意）を含ませ落としていきます。
この時もあまり力を入れてこすってしまうと外壁を傷つけてしまうので注意が必要です！
洗い終わったらしっかりと洗い流しましょう。洗剤が外壁に残ったままだと変色などを引き起こす可能性もあるので最後まで洗い流すことがポイントです！

②市販の外壁用クリーナーを使う
家庭用の中性洗剤でもなかなか落ちない汚れは外壁用の専用クリーナーを使用しましょう。
ホームセンターなどで購入できるものだと比較的安く買う事ができます！

③高圧洗浄機を使う
家庭用の高圧洗浄を使うといった手もあります。高圧洗浄は強い水圧で汚れを洗い流していくもので1万円から8万円程度で購入することが出きます。
汚れも比較的早く落ち、ごしごしするよりは断然楽です。
しかし水圧が強すぎると外壁を傷つける恐れがあるので水圧の調整が難しくなります。
サイディング外壁は軽量でへこみやすくなっているのでさらに注意が必要です。
また、外壁やシーリングに劣化がある場合はそこから水を吸収してしまうので高圧洗浄はお勧めできません。

自分で雨だれを除去するときの注意点
●高いところの作業は十分に注意する
特に2F部分の雨だれは転落の恐れが出てくるので最大限の注意をして、決して一人では行わないでください。
●風が強い日や雨の日は作業を避ける
風が強い日や雨が降る日はせっかく洗浄してもすぐに汚れが付着してしまうので、天候が悪い日は避けた方がいいでしょう。

自分で行うのは危険も伴ったりどうしても汚れが取れない場合など、無理をせずに業者さんなどの洗浄のプロに任せましょう。
自分で行うよりも費用が掛かってしまいますがプロにしかできない配慮などもあるのでいいかもしれません。
注意点としては
・現場をチェックしお家の状態にあった洗浄を提案してくれるか（洗浄にも種類があるバイオ洗浄などもある）
・見積もり金額が相場とずれていないか（見積もりが一番大切、見積もりの根拠も聞く）
・外壁洗浄の実績はあるか（ホームページなど見せてもらう）
に気を付けて業者選択をしましょう。
自分での作業には限界があるので無理せず業者さんに相談しましょう。 ●塗装する
洗浄を行った後に塗装を行い、外壁をコーティングしてしまいます。
最近は雨だれが起きにくい低汚染性塗料などの種類も増えています。
低汚染塗料は親水性が高く、親水性とは水に馴染みやすい性質を持っているので汚れが付きにくいのです。
雨が降ると外壁に付着した汚れが自動的に洗い流されるセルフクリーニング機能を持つ塗料など雨だれ対策に優れています。

●水切りを設置する
雨だれが発生しやすい箇所は窓周りです。
窓周りの雨だれを防止するためには水切りを窓周りに設置します。
水切りは雨水が外壁に伝わることなく落ちていくもので周辺の窓周りに雨だれが出にくくなります。
しっかりと施工するために外装のリフォーム会社に依頼することをお勧めします。 今回は雨だれの除去方法や対策をご紹介しました！
雨だれにお困りの皆様、ぜひ参考にしてください！
雨だれ除去は自分でも行う事ができますが最大限の注意することと2人以上で作業を行うようにしましょう
また防止する対策をとって再発防止につなげましょう！