省エネできていますか？赤外線サーモグラフィーで断熱調査

省エネ住宅、推奨されていますね。エネルギー効率の良い家、断熱・気密性能に優れた家、耐久性の高い家。地球温暖化の原因の1つになっている二酸化炭素排出量を抑えるためには、各家庭におけるエネルギー消費を減らしていくことが大切です。
私たちの暮らしの中で、夏と冬の電気代で一番大きな割合を占めるものは何でしょう？ご存知のように、夏は冷房・冬は暖房費です。電気代も上がっていますので、快適な住環境を変えることなく、効率よく冷暖房を使っていきたいところですよね。
暑い夏は外からの熱を通さずに室内の涼しさを保ち、寒い冬は室内の熱を外に逃がさない、そして光熱費削減にもつながる、そのために必要な住宅の性能が断熱です。 断熱が重要である、ということで、赤外線サーモグラフィーカメラの登場です。
このカメラ、ご存知のように目に見えない熱を可視化することができる機械です。赤から青色で温度変化を映します。
建物の外側から撮ると外壁の温度分布が映し出され、室内を撮ると壁や天井の温度分布状況が把握できます。温度分布情報と建物の構造情報などを合わせて、断熱材の不具合、欠損状況を調べることができます。
サーモグラフィーカメラの良いところは、非接触・非破壊で情報を得ることができるところです。また、画像として、業者だけでなくお住まいの方も見ることができるので、何がどうなっているのかを理解しやすいこともメリットです。
  省エネ住宅にとって重要な断熱。断熱材が欠損していたら、そこが熱の出入り口となってしまいますね。天井・屋根・壁の断熱は、外からの熱を伝えず、室内の熱を逃がさないために大切です。
また、断熱材の欠損部分では結露を引き起こすことがあります。構造躯体の結露は、カビの発生原因となることがあります。さらに長年放置していると、腐食や劣化につながり、建物の耐久性に関わる問題となります。
このように、赤外線サーモグラフィーを利用することで、解体することなく表面温度を映し出すことにより様々な事柄が分かります。断熱材も経年劣化しますので、数年ごとに点検しておきたい事柄の一つと言えますね。
  2018年に環境省が行った「リフォームで改善したいこと」というアンケートがありました。
その結果、第１位は「光熱費を安くしたい」。これは、今回紹介した断熱性能を高めることからつながる結果となるでしょう。さらに第４位「冷暖房の利きをよくしたい」、これも断熱で実現できますね。
このように、改善したいこと上位２項目が、断熱がしっかりしているかどうかに関わる内容です。それだけ多くの人が求めているということが分かります。
損なうことなく断熱できているかどうか、効率よく探ることができるのが赤外線サーモグラフィーをプラスした断熱調査です。
地球環境のためにも！と大きなところから入りましたが、いかがでしたか？
私たちi-sumu塗装は、スタッフに断熱アドバイザーを有し、お住まいのリフォームや外装塗装を行っております。住宅調査の専門家による無料点検も行っております。お悩みやご相談ごとなどもお気軽にお問合せください。