家の外壁材の種類をご紹介します！劣化症状、塗装目安を知ってお家の寿命を延ばしましょう！

●窯業系（ようぎょうけい）サイディング
セメント質と繊維質が主な原料になっています。板状に形成した素材を養生、硬化させたもので、煉瓦調やタイル目などのデザインが豊富になっています。
防水性は塗装の塗膜に頼っているために塗装した塗膜が劣化しているのを放置すると建物の構造に大きなダメージを与える可能性もあります。
現在は7～8割が窯業系サイディングの住宅なのです！！
劣化症状：シーリング劣化、ボードの反り、チョーキング、色あせ
塗装目安：7～8年

  ●金属系サイディング
スチールやアルミニウムなどの金属鋼板のことです。耐久性やデザイン性に優れています。
窯業サイディングに比べて長期間メンテナンスが必要ないのです。
デザインでは劣っていましたが最近は種類が増え、人気が出てきているものです。
特に金属系サイディングの中でもガルバリウムはサビが出にくく人気が急上昇しています！
劣化症状：サビ、浮き、剥がれ
塗装目安：10～15年

  ●モルタル
セメントと石灰や砂を混ぜて水で練り左官コテで塗りつけた外壁材です。
1980年代までは非常にポピュラーな外壁材でコストも安かったが、施工に手間がかかるため最近ではあまり用いられなくなっています。
強度が強く耐火性に優れているが防水性が欠けてきてしまうと劣化が急激に早まりひび割れが起ってしまいます。
劣化症状：剥がれ、カビやコケ、ひび割れ
塗装目安：10～12年

  ●ALC
コンクリートを計量気泡化した外壁材です。断熱性、耐火性、耐久性に優れていて、様々なデザインがあります。マンション等に多くみられ、塗装が劣化すると内側からボロボロになることもあります。サイディングと同じで目地のシーリング補修が必須です！
劣化症状：チョーキング、塗膜剥離、ひび割れ、色あせ
塗装目安：10～15年
  外壁材によってみられる症状も違うので劣化の症状が出てきたら、早めの検査が大事になります！！
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