屋根点検っていつするのがベスト！？自分でやらずに業者に依頼するべき理由とは

日頃から日光や紫外線、風雨にさらされている屋根は住宅の中ではもっとも老朽化しやすい場所ともいえます。
屋根材によって耐用年数は異なってきますが、定期的に点検することでひび割れ、腐食などの問題点を早期に発見できます。そうすることで家全体に与えるダメージを最小限にすることができ、補修や屋根塗装を行うことで耐用年数を伸ばすことができます。
屋根のメンテナンスは家全体を長持ちさせることにつながります。

使われている屋根材でも異なりますが、重点的に点検すべき部分をまとめると次の3箇所です。
 
１、棟部といわれる屋根の頂上部分
一番高い場所にあるので風雨の影響を受けやすい箇所です。

２、谷部といわれるへこんでいる部分
へこんでいるため雨水やゴミがたまりやすく、腐食が進みやすい箇所です。

３、外壁にくっついている部分
屋根と外壁の接続部分に使用しているコーキングが劣化して雨漏りする可能性もあるためです。

他にも屋根材や板金などのずれやひび割れや浮き、変色、コーキングの剥がれ、さび、草やコケなどが生えていないかなどをチェックしていきます。      
屋根に不具合を感じていなくても５年ごとの定期点検をおススメしています。
人間の健康診断と同じで、悪くなってから・症状が出てからではダメージは大きくなるばかりです。事前に点検することで雨漏りや、劣化部分の早期発見につながり屋根だけでなくお住い全体の寿命も伸ばすことができます。

そして、一般的に築10年はひとつの目安と言われています。屋根だけでなく建物全体にも何かしらの不具合が出はじめる頃とされています。このタイミングを逃すと、劣化の速度は早まりのちに大きなダメージとなり施工費用も膨らんでしまいます。長く快適に住むためにはこの時期は覚悟を決め、しっかりと点検するようにしましょう。

また、近年の予期せぬ気象状況で、台風などの暴風雨や、突風、ゲリラ豪雨、積雪などに見舞われた場合も屋根点検することが望ましいです。離れたところからの目視では確認できない思わぬダメージを受けている事例を多数見てきました。

この場合ですと火災保険で屋根修理を行える可能性もありますので、火災保険にも対応している業者を選ぶのをおススメします。もちろん私たちは住宅検査を適切に行い、火災保険にも対応しておりますので様々な状況を総合的に判断してアドバイス・申請等行うことができます。
 
普段は見上げるだけの屋根ですが、照り付ける日差しや、風雨をしのぎ家全体を守ってくれている大切な存在です。そして一番劣化しやすい場所といっても間違いありません。
点検とメンテナンスが必要とわかっていても今一歩踏み出せない方も多いと思います。おうち全体の健康診断のきっかけとして屋根点検してみませんか？私たちは現状判断だけでなくそれを踏まえたうえで先のことまでご提案できる豊富な実績と知識があります。
様々な屋根を見てきたプロの診断士がこの先５年～１０年後のメンテナンス計画のアドバイスなど行っております。お気軽にご相談ください。

Byウッチー